当サロンをご利用頂く患者様より「よもぎ蒸しはどこから吸収されるの?」と質問を頂くことがあります。
代表的な吸収方法は、①口からの「経口吸収」、②口や鼻からの「経気吸収」、③皮膚からの「経皮吸収」、④粘膜からの「粘膜吸収」の4種類となります。
この中でよもぎ蒸しの漢方成分の吸収は膣や肛門からの「粘膜吸収」がメインと考えています。
詳しくは以下画像をご確認下さい。
皮膚と粘膜は基本的には同じ構造ですが、皮膚は表面の層が強固(外部刺激から肌や体を守るバリア機能がある)である皮膚よりも粘膜からの方が吸収されやすい傾向にあります。
小さな子供のときに両親から膣や肛門に挿入して用いる「座薬」を入れた経験があると思います。このように膣や肛門の粘膜は薬剤の投与経路として一般的に活用されているため、最も吸収しやすい部位であることは間違いありません。